Whitehouse Cox
Whitehouse Cox ホワイトハウスコックス
1875年創業以来、高品質の馬具や洗練されたデザインの鞄、ベルト、財布など様々なレザーグッズを作り続けているホワイトハウスコックス【Whitehouse Cox】。使用する代表的な革は、強く耐久性のあるイングリッシュブライドルレザーで、約10週間もの間、樹皮や種子など自然の草木を使い丁寧にタンニン鞣しし、さらに天然の染料を革の深部にまで染み込ませ、じっくりと時間をかけたものです。こうしてできた最高の素材を、経験豊かな職人が確かな伝統の技術で形にして行きます。
Topics/Media お知らせ/メディア掲載
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- 2023.12.14
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2nd 2024年1月号
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- 2023.06.19
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Begin 2023年8月号
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men’s FUDGE 2023年7月号
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- 2023.04.06
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Choice NO. 240
メンテナンスについて MORE Leather ホワイトハウスコックス製品の
革について MORE
Factory ファクトリー
工場では最新式の機械には頼らず、
人間の手によって生み出される暖かみを最優先に考えています。英国第2の都市バーミンガムから北西のウォルソールにあるホワイトハウスコックス社は1875年にホワイトハウス氏とサミュエル・コックス氏によって創業しました。創業当初から1920年代までは鞍や手綱などの高品質な馬具用品、そして英国軍などからの依頼を受けた軍需用のアイテムをメインに製造してきました。
ホワイトハウスコックスの代表的なアイテムでもあるメッシュベルトは、乗馬用の手綱や1900年代初頭に帆船で使用されたロープのデザインを基に昔と同じ製法を用い、非常に時間のかかる手編みで作られています。
ブライドルレザーは原皮から仕上げに至るまで
およそ10週間という長い時間を要します。また、ホワイトハウスコックスでは、製品の製造にあたり細心の注意を払っています。素材である革に関しては、何度も入念にチェックを繰り返します。
代表的なブライドルレザーは最高級カウハイド(成牛の一枚革)を用い、原皮から仕上げに至るまでおよそ10週間という長い時間を要します。樹脂や種子など自然の草木によるフルベジタブルタンニン鞣しを行ない、色が革の深部まで浸透するアニリン染色をします。そして木片を使用し、獣脂とコッドオイル(鱈の脂)をブレンドしたブライドルグリースを革の表面に染みこませて仕上げます。
このような一連の作業を経て完成した革の表面には、長い時間放置すると白い粉状のブルームが出てきます。これこそが本物のイングリッシュ・ブライドルレザーの証です。ホワイトハウスコックスは最高品質の製品を製造するだけではなく、エンドユーザーへのサービスを最優先として考えています。大切に使って頂いた商品に不具合が生じた場合は、可能な限り英国に送り返し、修理をいたします。それは長い時間をかけて使い込まれてこそ、ホワイトハウスコックスの持つ独特の風合いを実感できると信じているからです。
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