SETTLER製品のメンテナンス
2021.08.12
この革は使い込むうちに毛羽立ちがなくなり、艶と深みのある革に変化してきます。「セトラー」ワンワールドコレクションで使用されている革は、昔ながらの製法で鞣され、最後にオイルを染み込ませる、オイルドレザーです。
自然の樹皮や木の実を使用して鞣しており、人工的な染料は使用しておりません。
仕上げに、銀面に細かいサンドペーパーをかけ、オイルを染み込ませているので、ヌバックのようなしっとりとした手触りの革になっています。
この革は使い込むうちに毛羽立ちがなくなり、艶と深みのある革に変化してきます。
あまりお手入れの必要はございませんが、革の状態をみて数ヶ月に一度お手入れをなさってください。
1.用意するもの
・レザーバーム
・ブラシ
(あまり堅すぎない毛質のものがベスト。)
・柔らかい布
(毛羽立ちが少ないものがメンテナンスしやすいです。)
2.ブラッシング
まず、ブラシで革に付着している汚れを落とします。
表面を起毛加工してあるので、細かいほこりや汚れが付着しますので、丁寧にブラッシングしてください。
3.レザーバームを塗り込みます
レザーバームを少量とり、指の腹を使って薄く均一に塗り込みます。
あまりつけすぎると、表面がベタベタになり、ほこりが付着する原因になりますので、つけすぎには注意してください。
4.革に染みこませます
レザーバームが革になじむまで、しばらく放置します。
表面がさらっとするまで、そのままにしておきます。
5.拭き上げ
乾いた布で、表面を拭きます。
ここで、余分なレザーバームを取り除くことができます。
表面に余分なバームが残っている場合、毛羽立ちの多い布を使うと革の表面に繊維がくっついて、取れづらくなってしまうので、ご注意ください。
6.完成
最後によくブラッシングして、革とレザーバームを馴染ませてください。