保護管理地区をつくるということ

2019.10.01

保護管理地区をつくるということ

グリフィンインターナショナルではケニアのレンジャーへの支援として売り上げの一部を寄付しています。
彼らのウェブサイトを是非ご覧下さい。
https://www.forrangers.com/(英語のみ)
ケニアでは実情、レンジャーなしで生存できる野生生物がいません。
そのために良い組織について私は考えます。

象牙やサイの角、そして野生動物の肉を捕るために密猟をすることは大きな問題です。
レンジャーには非常に危険な仕事があり、毎年多くの人が命を落としています。

ケニアの人口は約5千万人ですが、約60年後には1億5千万人に増大すると予測されています。
ケニアや他のアフリカ各国で野生生物を保護する唯一の方法は、大自然の風景をそのままに残す事です。
ケニアの北部では、人口増加と過度な放牧によって多くの自然環境が破壊されています。
彼らが今後失うであろう野生動物を保護しない限り、多くの自然も破壊されてしまうのです。

ケニアの多くの人々は、ケニアの未来は野生動物のためにあるとと信じています。
ケニアの中央に位置するライキピアには野生動物を保護するために活動する大きな牧場があります。
将来はこのライキピアを含め、マウントケニアの西側約100キロに渡る大きな保護管理地区をつくりたいと願っています。
より大きい保護管理地区が増えると、象のような重要な種、さらにはシロサイやクロサイ、ライオンなど絶滅危惧種を保護する事がより可能になります。

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保護管理地区と共に、教育、荒廃する土地の整備と回復を手伝うために、ライキピアの北部に地元のコミュニティと共に働くと言う大きい動きがあります。
私は数週間かけてライキピアの関係者を訪ねてまわりました。そして外部の人間に何ができるか、どのような手助けができるかについて深く理解する事に努めました。
この旅の終わりには希望があります。多くの善人が素晴らしい業績を果たしています。
大切な事は本当に必要な人々の元へ、直接支援・寄付を続ける事だと感じています。


文・写真:David Morrall

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